
アリエ
アリエは日本の妖怪である。明治時代前期に話題が見られ、海中から出現をして吉凶にまつわる予言めいたことを言い残したとされる。
出どころ: ウィキペディア「アリエ (妖怪)」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。
概要
明治9年(1876年)、「アリエと称する図を家々で信心する者が出た地方があるらしいが、このような行動は迷信である」という内容の新聞記事が『山梨日日新聞』(当時の紙名は『甲府日日新聞』)や、それを転載した『長野新聞』に見られ、確認することができる。
そのアリエの図に、由来めかして付けられていたとされる話は次のような内容を含んでいる。
アリエの絵に付与されていたとされるこの話は、登場する単語などの類似性からアマビコ・アマビエに類するものであると湯本豪一が指摘しており、似た内容は海出人などにも見られる。明治時代前期に同様の瓦版の類が周期的に出まわっていた例の1つであると見られている。
出雲国(現・島根県)の船頭たちがこのアリエの図についての話を新潟の地で語った、という箇所については当時の物流を担っていた北前船の航路における往来を踏まえたものと見られ、当時の人々が自然にイメージ可能な伝播経路であると言えるが、新聞記事にあるように、この箇所自体も「アリエの話」として一括に語られていたと見れば「アリエの絵を稼業もなげうって信心する人」が出たという話も、事実では無く噂の中でのものと考えられる。
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