
足長手長
- 読み
- あしながてなが
- 別名・土地での呼び名
- 手長人/足長人
- 絵の本
- 記事に載る絵
足長手長(あしながてなが)は、中国および日本に伝わる妖怪。1種のみの妖怪ではなく、足長人(あしながじん)と手長人(てながじん)の2種の総称である。
出どころ: ウィキペディア「足長手長」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。
概要
足長人は「足長国」の住民、手長人は「手長国」の住民。その名の通り、それぞれ脚と手の長さが体格に比較して非常に長いとされる。海で漁をする際には、常に足長人と手長人の1人ずつの組み合わせで海へ出て、足長人が手長人を背負い、手長人が獲物を捕らえるという。
これらの存在は、中国の古代の地理書『山海経』(せんがいきょう)に記されている長股(ちょうこ)長臂(ちょうひ)という足の長い・手の長い異国人物の伝説が起原であると考えられている。
王圻が編纂した中国の類書『三才図会』(1609年)および、その記述をもとに日本で江戸時代に編纂された『和漢三才図会』では、足長は長脚(ちょうきゃく)、手長は長臂(ちょうひ)とされ、それぞれ脚の長さが3丈、腕の長さが2丈とある。また、長脚人が長臂人を背負って海で魚を捕るということも記されており、日本ではこれを画題とした絵画が御所の中に設置されている「荒海障子」(あらうみのしょうじ)にも描かれている。
『塵添壒嚢鈔』(1532年)には、中国の王宮には奇仙・異人・仙霊のあやしき人といった画題の絵画を描く風習があったというのでそれにならって我が国の皇居の荒海障子も描かれたのでは無いだろうかと記してある。また、中世ころの仏教説話では龍宮に足長と手長が存在しているという物語があったようで、そこでは龍王の眷属として登場している。
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