あやかしを視るα版
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化鯨

読み
ばけくじら
別名・土地での呼び名
骨鯨
出る土地
島根県

化鯨(ばけくじら、化け鯨)は、日本の妖怪。白い骨格のみの姿をしたクジラであり、骨鯨(ほねくじら)とも呼ばれる。

出どころ: ウィキペディア「化鯨」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。

伝承

まだ日本海でも多くのクジラが獲れた時代(同海域は古来「鯨海」と呼ばれた)、出雲国(現・島根県北東部)は島根半島での話。

ある雨の夜、沖合いから大きくて白い何者かが海岸へと近づいてきた。漁師たちが眼を凝らして見ると、どうやらそれはクジラらしいと分かったので、いそいそとこぞって舟を漕ぎ出していつもの漁にかかったが、いくら銛を投げ込んでもその獲物はビクともしない。

不思議に思ってよく見れば、獲物と映っていた大きな体はただ白い骨ばかりのヒゲクジラで、皮や肉はどこにも見当たらなかったという。

そのうち、あたり一面は奇妙な姿の魚で満ち溢れ、さらには妖しげな鳥までが目の前に現れたが、潮が引くに連れて、それらは何事も無くはるか沖の彼方へと去って行った。

漁師たちはこの怪を、死んだクジラが怨霊となって現れたものだろうと噂し合った。なお、これよりのち化鯨が現れたことは一度も無い。

また、1983年春には石川県鳳至郡(現・鳳珠郡)穴水町の前波漁港で、沖合い500メートルで巨大な骨格らしき物体が引き上げられ、「骨くじら」と呼ばれてマスコミに報道された事例もある。全長5メートル、太さは50センチメートルから1.5メートルにもおよび、現地の漁労長は、クジラの骨だとすれば全長100メートルもあるだろうと語っている。

記事の「伝承」の節から。長い節は700字で切っています——続きは記事で。