あやかしを視るα版
波山(竹原春泉『絵本百物語』)
絵:波山(竹原春泉『絵本百物語』)。竹原春泉、1841年(Public domain)出どころ

波山

読み
ばさん
別名・土地での呼び名
婆娑婆娑/犬鳳凰
出る土地
愛媛県
種類
鳥
出る場所
山

波山(ばさん)は、伊予(現在の愛媛県)に伝わる怪鳥。婆娑婆娑(ばさばさ)、犬鳳凰(いぬほうおう)ともいう。江戸時代の奇談集『絵本百物語』に記述がある。

出どころ: ウィキペディア「波山」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。

概要

赤々とした鶏冠を持つ鳥で、口から同じく赤々とした炎を吐き出す。この炎は狐火などと同様に熱を伴わず、物を燃やすことはない。

普段は山奥の竹薮に棲んでおり、人前に姿を現すことは滅多にないが、深夜には時おり人の住む村に現れ、羽をはばたかせてバサバサと不気味な音をたてる。「婆娑婆娑」の別名はこの羽音に由来する。音に気づいた人が外を覗いても、姿は忽然と消えているという。人に脅かすことはあるものの、危害は加えない。

江戸時代の百科事典『和漢三才図会』には「食火鶏」(ヒクイドリ)の記述があり、ニワトリに似た姿で、燃え残りの木を食べるなどと解説されており、波山はこれをモデルとしているとの説もある。

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