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貧乏神
- 読み
- びんぼうがみ
- 出る場所
- 家
貧乏神(びんぼうがみ)は、取りついた人間やその家族を貧乏にする神。日本各地の昔話、随筆、落語などに名が見られる。
出どころ: ウィキペディア「貧乏神」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。
概要
基本的には薄汚れた老人の姿で、痩せこけた体で顔色は青ざめ、手に渋団扇を持って悲しそうな表情で現れるが、どんな姿でも怠け者が好きなことには変わりないとされる。家に憑く際には、押入れに好んで住み着くという。詩人・中村光行によれば、貧乏神は味噌が好物で、団扇を手にしているのはこの味噌の芳香を扇いで楽しむためとされている。
仮にも神なので退治することは出来ないが、追い払う方法はないわけではない。新潟では、大晦日の夜に囲炉裏で火を焚くと、貧乏神が熱がって逃げていくが、代わりに暖かさを喜んで福の神がやって来るとされる。囲炉裏にまつわる貧乏神の俗信は多く、愛媛県北宇和郡津島町(現・宇和島市)では囲炉裏の火をやたらと掘ると貧乏神が出るといわれる。
貧乏神という表現自体は、古くは室町時代にまでさかのぼり、応仁の乱で荒廃した京の記録として、「文明13年(1481年)6月、堺の福神の女房達が入洛し、京都の貧乏神の男達が堺へ下った」という風説があり、堺からの福神の入洛説には京都の復興を切望する町衆の心が投影されていた。この記録からは貧乏神が男神として認識されている。
連歌の記述例としては、荒木田守武の『守武千句』墨何第10(天文9年 / 1540年)に見られる。
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