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フリカムイ

読み
ふりかむい
別名・土地での呼び名
フリ
出る土地
北海道
種類
鳥

フリカムイ(huri kamuy)またはフリ()は、アイヌ民話に登場する巨鳥。

出どころ: ウィキペディア「フリカムイ」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。

概要

たとえば渡島北部長万部町国縫(くんぬい)川や(参照)、日高染退川(静内川)に代表的なフリカムイの伝説がのこる。

片翼だけで約7里(約28km)あるなどとも語られる巨鳥。十勝川の主の説話では、当初は人間に害なす存在ではなかったが、ある娘が水飲み場に立ち入ったため、穢されたと言ってその地を離れてしまった(参照)。他の説話では、人間も襲う災厄である(、参照)。

伝承

太古の「フリカムイの復讐」の伝承によれば、昔、国縫川のほとり、すなわち旧山越郡(現・渡島総合振興局長万部町)に形成されたアイヌ集落の近くにフリ(フリカムイ)が棲みつき、脅威であった。この川の水源地にタッコプ(瘤)山があり、その洞窟に潜んで暮らしてきたが、それはフリや悪神らの祖先が、人間の味方である英雄神オイナカムイに討伐され隠棲に追いやられたためであった。いまや、その神が昇天したのちの世となってしばらく経ったので、フリカムイは復讐心に燃えていた。暗雲がたちこめ、その陰に乗じてフリカムイが飛んできた。暴風雨が何日もつづき、魚が死に、家畜の大量死がつづき、多くのアイヌもなくなったという。異聞では、"風に乗って四方を飛び廻り"、すさまじい羽音を立てて風を巻き起こし、空飛ぶとその羽は雨雲のように空を覆い、地上を陰らせた。

そして、この国縫/訓縫(クンネ、「暗い、黒い」の意)の地名の由来になったためだとも伝わる。すなわち、フリカムイが上空にを飛んで影がさしかかり、被害地は何日も暗くなったためだ。ただこれは俗説(地名説話)すぎなく、むしろ「黒い」岩・水などに由来する命名だと考えるのが道理であるという。

記事の「概要」・「伝承」の節から。長い節は700字で切っています——続きは記事で。