人面犬
- 読み
- じんめんけん
- 種類
- 都市伝説
人面犬(じんめんけん)は、人間の顔をした犬の怪異。
出どころ: ウィキペディア「人面犬」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。
概説
この噂は、1989年から1990年にかけて全国で流行しマスコミでも盛んに取り上げられた。
その「目撃例」は、大別して以下の2種類に分かれる。
他にも「勝手だろ」「うるせえ」「なんだ、人間か」などの捨て台詞を言った、カップルに対して下品な言葉を吐いた、6メートル以上ジャンプした、などのエピソードが流布された。
非常に足が速く、高速道路上の車がこの人面犬に追い抜かれると事故を起こす、人面犬に噛まれた人間は人面犬になってしまう等の噂も立ち上った。また、「どこかに犬と顔を交換した(させられた)犬面人がいる」と締めくくられるケースもある。
顔は中年男性だともいわれ、妖怪研究家・山口敏太郎は、リストラされて自殺した中年男性の怨念が犬に憑依したものか、としている。
その正体に関しては、「妖怪の類」・「遺伝子操作による生物兵器」・「『T市』という土地でのバイオテクノロジー実験による産物」・「環境汚染による突然変異」説などが、各々のシチュエーションにマッチした派生を伴い語られた。霊的なものであり、強い霊感の持ち主にしか見えないなどの設定も付いた。
伝承にみられる「人面犬」
人間の顔を持つ犬の民間伝承は、少なくとも江戸時代から存在する。
江戸時代の文人・石塚豊芥子の著書『街談文々集要』によれば、文化7年(1810年)6月8日に江戸の田戸町で、ある牝犬の産んだ子犬の1匹が人間そっくりの顔であったという。1人の興行師がこれを聞きつけ、さっそく人面犬の見世物として売り出したところ、押すな押すなの大人気となった。
当時、「梅毒患者は牝犬と性交すると治癒する」との迷信があり、その結果、産まれたのがこの人面犬だと噂された。
記事の「概説」・「伝承にみられる「人面犬」」の節から。長い節は700字で切っています——続きは記事で。