あやかしを視るα版
累(竹原春泉『絵本百物語』)
絵:累(竹原春泉『絵本百物語』)。竹原春泉、1841年(Public domain)出どころ

読み
かさね
別名・土地での呼び名
累物
出る土地
茨城県

累ヶ淵(かさねがふち)は、茨城県常総市羽生町の法蔵寺裏手辺りの鬼怒川沿岸の地名。江戸時代、この地を舞台とした累(るい、かさね)という女性の怨霊とその除霊をめぐる物語は広く流布した。 この物語を題材にとり、四代目鶴屋南北作の『色彩間苅豆』(いろもようちょっとかりまめ)をはじめとした累物(かさねもの)と呼ばれる一群の歌舞伎作品がうまれたほか、三遊亭円朝は怪談噺『真景累ヶ淵』を作り上げた。

出どころ: ウィキペディア「累ヶ淵」CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。

累の物語

累の物語が最初に広く知られたのは、元禄3年(1690年)に出版された仮名草子本『死霊解脱物語聞書』が評判となった時である。同書によれば、慶長17年(1612年)から寛文12年(1672年)までの60年にわたって繰り広げられた実話に基づくとされている。ただし、同書に先行する作品としてほぼ同様な内容だが椋梨一雪の『古今犬著聞集』天和4年(1684年)がある。

法蔵寺には累を弔った墓があり、常総市の指定文化財になっている。また、法蔵寺には祐天上人が解脱に用いたという数珠・累曼陀羅・木像なども保存されている。

記事の「累の物語」の節から。長い節は700字で切っています——続きは記事で。