あやかしを視るα版
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カシャンボ

読み
かしゃんぼ
別名・土地での呼び名
カシャボ
出る土地
和歌山県
種類
河童

カシャンボまたはカシャボは、紀伊南部(現在の和歌山県)などで伝承される妖怪。

出どころ: ウィキペディア「カシャンボ」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。

概要

山に移り住んだ河童が変化したものとする説が有力。

6,7歳ほどの子供程度の背丈で、頭に皿をかぶり(頭は頂部のみに頭髪を残した、いわゆる芥子坊主のようともいう)、青い衣を身に着けているといわれる一方で、犬はその姿を見ることができるが、人間の目には見えないとも言われる。人間の唾を嫌うとされる。

柳田國男は、『山島民譚集』で、河童に関する「夏は川にいて、冬は山へ籠る」生態を紹介する際、九州の、「山にいる場合も河童と称する」という話や、「冬季には山で山ワロと呼ばれるものになる」と比較し、和歌山県東牟婁郡高田村(現・新宮市)のある家では、毎年の秋、新宮川を遡って来た河童が挨拶に訪れ、姿は見えないが家に小石を投げ込んで知らせ、山へ入ってカシャンボになるという例を挙げている。

性質は河童と変わらず悪戯者で、山中で作業をしている馬を隠したり、牛小屋にいる牛に涎のようなものを吐きかけて苦しめるという。牛小屋の戸口に灰を撒いておいたところ、そこに残されていたカシャンボの足跡は水鳥のようだったという。南方熊楠は、汎世界的な妖怪祓いの儀礼で、魔物の「足型をとる」というものがあった点を指摘する際、ある村落でカシャボ(河童にこのルビが振られる)による、牛の被害があったために各農家の牛舎で灰を撒いた、という話を引いている。なお、南方はこの村落での「カシャボ」とされる悪戯は、カワウソが行った可能性があると言っている。

また、山で木を切り倒す音を出す等、音による怪異を成すとされる。

この妖怪について「青い衣を着た子供」であるとする南方は柳田國男宛書簡の中で、「馬には見えるが、人には見えない」と言っている。

記事の「概要」の節から。長い節は700字で切っています——続きは記事で。