あやかしを視るα版
片輪車(鳥山石燕『今昔画図続百鬼』)
絵:片輪車(鳥山石燕『今昔画図続百鬼』)。鳥山石燕、1779年(Public domain)出どころ

片輪車

読み
かたわぐるま
別名・土地での呼び名
片車輪
出る土地
京都府/滋賀県

片輪車(かたわぐるま)は、江戸時代の怪談などの古書に見られる日本の妖怪。炎に包まれた片輪のみの牛車が美女または恐ろしい男を乗せて走り、姿を見たものを祟るとされる。 片車輪(かたしゃりん)とも呼ばれる。

出どころ: ウィキペディア「片輪車」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。

京都の片輪車

延宝年間の怪談集『諸国百物語』巻一「京東洞院かたわ車の事」に記述がある。京都の東洞院通で毎晩のように片輪車が現れ、人々はみな外出を控えていた。ある女が興味本位で夜、家の扉の隙間から外を覗くと、牛車の車輪だけが転がって来て、車輪の中央には凄まじい形相の男の顔が小さな人間の足をくわえており「我を見るより我が子を見ろ」と叫んだ。驚いて女が我が子のもとへ行くと、子供は足を裂かれて血まみれになっていた。片輪車がくわえていたのは、その子供の足だったのである。

記事の「京都の片輪車」の節から。長い節は700字で切っています——続きは記事で。