あやかしを視るα版
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ケナシコルウナルペ

読み
けなしこるうなるぺ
別名・土地での呼び名
ケナシウナラペ
出る土地
北海道
出る場所
山

ケナシウナラペ(ケナㇱウナㇻペ)またはケナシコルウナルペ は、アイヌに伝わる妖怪。 蓬髪の山姥とも、怪鳥だともいわれる。

出どころ: ウィキペディア「ケナシコルウナルペ」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。

概要

ケナシウナラペは、沙流郡や幌別地方(胆振)の伝承では、振り乱した髪の怪女で、山姥とも比較される。動物を呪いで使役し、あるいは変化もさせて人間を襲わせる(すなわち栗鼠を子熊に化けさせる。の説話参照)。樹木の空洞や川岸の柳原などに棲んでいる怪女といわれ、そうした場所では人が泊ることを戒められていた。

髪が前垂れになっていて、前後がわからないといわれる(参照)。前髪が垂れて顔が隠れたケナシウナラペがアイヌの村に下って夫をもつが、やがて子供をつれていなくなってしまう説話もある。あるいは黒い顔には目や口が無く、親指のような鼻が付いているのみであるとも描写される。

起源神話としては、創造神が火の起こし方を発明しようとして白楊(ドロノキ)で失敗し、その二柱の悪神が生まれた:ドロノキの火鑚杵(発火錐)がケナシウナラペ、火鑚臼がモシリシンナイサム(詳細は後者記事参照)となった。異聞では、最高神が、世界創造の道具として作った60振りの斧を打ち捨てたら、それがやがて朽ちて泥沼化し、ついで「湿地の母」と「湿地の叔母」(ニタッウナラベ)という二人の悪魔になったというものである。彼女らやその子孫一族は熊を飼っていて馬や人間さえも襲わせ、病気にさせ、癲癇発作を起こさせるという。

神謡(ユーカラ)では、子熊を生捕りにして山から降ろす最中に、魔神の矢を射かけて、その熊の毛皮を変質させてしまうと言われる。

ニール・ゴードン・マンローによれば、この湿地の悪神は、髪を前に垂らして隠して、狩猟の女神ハシナウウクカムイの格好とふりをして狩猟者たちのもとに現れ、彼らを惑わすという。

記事の「概要」の節から。長い節は700字で切っています——続きは記事で。