あやかしを視るα版
夜泣き婆(与謝蕪村『蕪村妖怪絵巻』)
絵:夜泣き婆(与謝蕪村『蕪村妖怪絵巻』)。与謝蕪村、18世紀(Public domain)出どころ

夜泣き婆

読み
なきばばあ
出る土地
静岡県
種類
女の怪

夜泣き婆(なきばばあ)は、与謝蕪村による妖怪絵巻『蕪村妖怪絵巻』にある遠州の妖怪。

出どころ: ウィキペディア「夜泣き婆」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。

概要

遠州の見附宿(現・静岡県磐田市)に現れたとされるもので、憂いのある家の前にこの妖怪が現れて泣くと、人々は皆、それにつられて涙するという。これが数回繰り返されると、その家には必ず不幸があるという。妖怪研究家・湯本豪一はこれを、疫病神に近いものとしている。また妖怪漫画家・水木しげるは、不幸がやって来ることを知らせる役目も持つものとしている。

また水木の著書には泣き婆(なきばばあ)の名で記載されている。それによれば、遠州以外の地方でも葬儀の際に現れており、亡くなった人の家族でもないのに、まるで喪主のように大声を張り上げて泣き、参列者たちの涙を誘うという。かつてはこうした泣婆は、葬儀の場から謝礼として何升もの米を受取っていたのだという。

記事の「概要」の節から。長い節は700字で切っています——続きは記事で。