セコ
セコとは、2,3歳ぐらいの子供の妖怪で、河童が山に登ったものとされる。鹿児島県以外の九州地方と島根県隠岐郡に伝わっている。
出どころ: ウィキペディア「セコ」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。
概要
外観は一般には、頭を芥子坊主にした子供のようだとも、猫のような動物とも、姿が見えないともいう。島根の隠岐諸島では1歳ほどの赤ん坊のような姿で、一本足とも言われる。古書『観恵交話』では、一つ目で体毛がないが、それ以外は人間そっくりとされる。但し民間伝承上においては、セコが一つ目という伝承は見受けられない。
妖怪漫画家・水木しげるによる妖怪画では、一つ目と二つ目のものが存在する。夜中に、山を歩いていると、楽しそうな声や音が聞こえるのは、このセコによるものとされる。夜は木の周りで踊っている。
人に対して様々な悪戯を働くと言われる。島根県では石を割る音や岩を転がす音をたてる。宮崎県では山中で山鳴りや木の倒れる音をさせたり、山小屋を揺すったりする。大分県では山道を歩く人の手や足をつかんでからかう、牛馬に憑く、人をだまして道に迷わせる、怪我を負わせる、人が山に入るときに懐に焼き餅を入れていると、それを欲しがるなどといわれる。前述の『観恵交話』では20~30人ほどで連れ立ち、大工の墨壺を欲しがるという。基本的にこちらから手を出さない限り直接的な害はないが、悪戯を受けた際は鉄砲を鳴らす、経を読む、「今夜は俺が悪かった」などと言い訳をするなどの方法が良いとされる。セコはイワシが嫌いなため「イワシをやるぞ」と言うのも効果があるといわれる。
山と川を移動するとき「ヒョウヒョウ」「キチキチ」「ホイホイ」などと鳴く。この「ホイホイ」は、狩猟で獲物を刈り出す勢子(せこ)の掛け声「ほーい ほーい」を真似ており、セコの名はこの勢子が由来とされる。
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