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七本鮫

読み
しちほんざめ
出る土地
三重県/愛知県

七本鮫(しちほんざめ)は、三重県の志摩市・鳥羽市、愛知県の佐久島などに伝わる7匹の鮫の妖怪。

出どころ: ウィキペディア「七本鮫」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。

解説

鳥羽市の亀島では、子供が七本鮫という大きい鮫に足を噛み切られたが父親は大きな釣り針でこの鮫を釣り復讐を遂げたという話が伝わる。その数日後、静かな晴天の海で突風が吹き、多くの漁夫が水死した。

「七本鮫」という名前だが、現在は6匹しかいないと言われている。なぜそうなってしまったのか、それに関する説明譚も複数伝わっている。三重県志摩市に伝わる話。伊勢神宮内宮の別宮には「七本鮫の磯部さん参り」という言い伝えがあり、旧暦の6月24日には、太平洋から的矢湾を通って7匹の鮫が列をなして伊雑宮の大御田橋のところまで上ってきていたが、ある年、一人の漁師が七本鮫の1匹をモリで殺してしまった。漁師は怒った残りの鮫に噛み殺されたという。それからは6匹の鮫が毎年お参りに来るという。

志摩市磯部町にはこんな話も伝わる。その昔、旧暦の6月25日には7本の鮫が伊雑宮まで上ってきていた。しかしあるとき、子供が鮫に襲われ、体の半分を食われてしまった。残されたもう半分を餌にして1本の鮫を釣り上げたので今は6本しかいない。

その他、こんな話もある。昔、現在の鳥羽市亀島に住む「上村三蔵」という漁師の子供が鮫に食べられてしまった。漁師は復讐のため罠を仕掛け、1匹の鮫を捕らえて腹を裂いたが、その鮫は「七本鮫」の1体だった。「三蔵」は祟りを恐れ、鳥羽市の光岳寺で祈祷してもらったが、流行病が蔓延し一家は没落したという。志摩市磯部町にも類話がある。漁師が息子と2人でナマコを取るために海を覗いていたところ、鮫が息子をくわえて行った。

記事の「解説」の節から。長い節は700字で切っています——続きは記事で。