あやかしを視るα版
天狗(鳥山石燕『画図百鬼夜行』)
絵:天狗(鳥山石燕『画図百鬼夜行』)。鳥山石燕、1776年(Public domain)出どころ

天狗

読み
てんぐ
種類
天狗
出る場所
山

天狗(てんぐ)は、日本の伝承に登場する神や妖怪ともいわれる伝説上の生き物。一般的に山伏の服装で赤ら顔で鼻が高く、翼があり空中を飛翔するとされる。俗に人を魔道に導く魔物とされ、外法様ともいう。

出どころ: ウィキペディア「天狗」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。

由来

元々天狗という語は中国において凶事を知らせる流星を意味するものだった。大気圏に突入し、地表近くまで落下した火球はしばしば空中で爆発し、大音響を発する。この天体現象を咆哮を上げて天を駆け降りる犬の姿に見立てている。中国の『史記』をはじめ『漢書』『晋書』には天狗の記事が載せられている。天狗は天から地上へと災禍をもたらす凶星として恐れられた。

明朝の頃から、天狗が日食や月食を起こすという、「天狗食日食月信仰」が登場する。以下のような内容である。

ここでいう天狗とは、文字通り「天の狗(=犬)」のことである。この神話は現在、中国全土に広まっている。

仏教では、経論律の三蔵には、本来、天狗という言葉はない。しかし、『正法念處經』巻19には「」とあり、これは古代インドの(漢訳音写:)という流星の名を、天狗と翻訳したものである。

日本における初出は『日本書紀』舒明天皇9年2月(637年)、都の空を巨大な星が雷のような轟音を立てて東から西へ流れた。人々はその音の正体について「流星の音だ」「地雷だ」などといった。そのとき唐から帰国した学僧の旻がいった。「流星ではない。これは天狗である。天狗の吠える声が雷に似ているだけだ」。ここでの「天狗」は訓読にて「アマツキツネ」と読まれており、『聖徳太子伝歴』下巻や『壒嚢鈔』では天狐と同一視するような記述も存在する。

飛鳥時代の日本書紀に流星として登場した天狗だったが、その後、文書の上で流星を天狗と呼ぶ記録は無い。そして、舒明天皇の時代から平安時代中期の長きにわたり、天狗の文字はいかなる書物にも登場してこない。

記事の「由来」の節から。長い節は700字で切っています——続きは記事で。

関わる神2柱

神の頁はやおよろずを辿るにあります。関わりは人が書いた表で、出どころを添えています。

縁の社・寺5

社の頁はかみを祀る、寺の頁は古刹をめぐるにあります。