あやかしを視るα版
天井嘗(鳥山石燕『画図百器徒然袋』)
絵:天井嘗(鳥山石燕『画図百器徒然袋』)。鳥山石燕、1784年(Public domain)出どころ

天井嘗

読み
てんじょうなめ
出る場所
家

天井嘗(てんじょうなめ)は、鳥山石燕の妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪である。

出どころ: ウィキペディア「天井嘗」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。

概要

長い舌で天井をなめる姿で描かれている。『百器徒然袋』は『徒然草』の文を多く題材としており、この妖怪にも『徒然草』第五十五段にある「天井の高きは冬寒く燈(ともしび)暗し」という文が石燕による解説文中に引用されている。石燕は「冬寒く燈暗し」という状況は天井嘗が発生させているとしている。

『百鬼徒然袋』の他の妖怪と同様に、そのデザインは室町時代の『百鬼夜行絵巻』にある妖怪をモデルとして描かれており、顔を仰向けて舌を出した妖怪がそれにあたるものであると考えられている。同じの妖怪は江戸時代の妖怪を描いた絵巻物では『百鬼夜行絵巻』(松井文庫 所蔵)などで「いそがし」の名でも描かれている。

天井にまつわる怪談も多いことから、妖怪研究家の村上健司は、石燕がそのような伝承をもとに天井嘗を創作したと述べている。

記事の「概要」の節から。長い節は700字で切っています——続きは記事で。