あやかしを視るα版
山姫(Momonga-Kokaidan)
絵:山姫(Momonga-Kokaidan)。Chōbunsai Eishi、1788年(Public domain)出どころ

山姫

読み
やまひめ
別名・土地での呼び名
山女
種類
女の怪
出る場所
山

山姫(やまひめ)または山女(やまおんな)は、日本に伝わる妖怪。その名の通り、山奥に住む女性の姿をした妖怪である。

出どころ: ウィキペディア「山姫」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。

概要

東北地方、岡山県、四国、九州など、ほぼ全国各地に伝わっている。山女の名は民俗資料、中世以降の怪談集、随筆などに記述がある。

各伝承により性質に差異はあるものの、多くは長い髪を持つ色白の美女とされる。服装は半裸の腰に草の葉の蓑を纏っているともいうが、樹皮を編んだ服を着ている、十二単を着た姿との説もある。

各地の伝承

熊本県下益城郡でいう山女は、砥用から椎葉に帰る途中、山犬落にて目撃された。頭はウッポリ髪、地面につくほど長い髪に節を持ち、人を見ると大声で笑いかけるという。あるときに山女に出遭った女性が笑いかけられ、女性が大声を出すと山女は逃げ去ったが、笑われた際に血を吸われたらしく、間もなく死んでしまったという。

また、人里の人間を婿にしたり、大蜘蛛に化けたりするともいう。

熊本県菊池郡虎口村でいう山女の話では、この村に嫁に来た女が三年経って急に行方不明となったためその日を命日としていたが、三年忌をしているところに急にその女が現れてきた。これまでどうしていたのかと問うと、自分は深葉山から矢筈嶽のあたりに住んで人を食って生きている、これは山にいる時の姿です。と言って山女の本性を出した。身の丈は約一丈で頭に角があったという。砥用の近くの鉾尾という部落では、お婆さんが一人で留守番をしているところに山女が現れ、お産をするから小屋のツチでもよいから1週間ほど貸してほしいと頼んできた。1週間後その女がまた現れてお婆さんに礼を述べてこれから先あなたには小遣の不自由はさせないといった。それからというものお婆さんの財布には常にお金が入っていた。

記事の「概要」・「各地の伝承」の節から。長い節は700字で切っています——続きは記事で。