あやかしを視るα版
ヤマタノオロチ(日本略史 素戔嗚尊)
絵:ヤマタノオロチ(日本略史 素戔嗚尊)。月岡芳年、1887年(Public domain)出どころ

ヤマタノオロチ

読み
やまたのおろち
出る土地
島根県
種類
蛇・竜

ヤマタノオロチ(八岐大蛇、八俣遠呂智、八俣遠呂知)は、日本神話に登場する伝説の生物。

出どころ: ウィキペディア「ヤマタノオロチ」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。

概要

八岐大蛇は『日本書紀』での表記。『古事記』では八俣遠呂智と表記している。「高志之八俣遠呂智、年毎に来たり(古事記)」と記述される。高志(こし)とは越国または、出雲国神門郡古志郷(こしのこおり)を指すという説がある。

本来は山神または水神だったと考えられる。なお本居宣長は『古事記伝』にて、八俣遠呂智は「ノ」を添えず「ヤマタオロチ」と訓むべきだとしている。

記録

高天原を追放された須佐之男命(スサノオノミコト)は、出雲国の肥河(島根県斐伊川)の上流の鳥髪(現・奥出雲町鳥上)に降り立った。箸が流れてきた川を上ると、美しい娘を間に老夫婦が泣いていた。その夫婦は大山津見神の子の足名椎命と手名椎命であり、娘は櫛名田比売(くしなだひめ)といった。

夫婦の娘は8人いたが、年に一度、高志から八俣遠呂智という8つの頭と8本の尾を持った巨大な怪物がやって来て娘を食べてしまう。今年も八俣遠呂智の来る時期が近付いたため、最後に残った末娘の櫛名田比売も食べられてしまうと泣いていた。

須佐之男命は、櫛名田比売との結婚を条件に八俣遠呂智退治を請け負った。まず、須佐之男命は神通力で櫛名田比売の形を変えて、歯の多い櫛にして自分の髪に挿した。そして、足名椎命と手名椎命に、7回絞った強い酒(八塩折之酒)を醸し、8つの門を作り、それぞれに酒を満たした酒桶を置くように命じた。準備をして待っていると八俣遠呂智がやって来て、8つの頭をそれぞれの酒桶に突っ込んで酒を飲み出した。八俣遠呂智が酔って寝てしまうと、須佐之男命は十拳剣(韓鋤剣)で切り刻んだ。このとき、尾を切ると剣の刃が欠け、尾の中から大刀が出てきた。

記事の「概要」・「記録」の節から。長い節は700字で切っています——続きは記事で。

関わる神1柱

神の頁はやおよろずを辿るにあります。関わりは人が書いた表で、出どころを添えています。