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妖術

読み
ようじゅつ
別名・土地での呼び名
マング/妖術(ようじゅつ)

妖術(ようじゅつ)とは、 #学問的には、文化人類学で定義されるウィッチクラフト(witchcraft)のこと(後述)。 #一般的用法では、魔術のよび方の一つ。 エヴァンズ・プリチャード(以下E=P)は、アフリカのアザンデ族(ザンデ族)の研究において、ザンデ語において「人間が意図していなくても危害を加えてしまう力」として使われているマングの訳語としてwitchcraftという造語を用い、日本ではその訳語として妖術が定着した。

出どころ: ウィキペディア「妖術」(CC BY-SA 4.0)。記事の冒頭の要約。

概要

フレイザーなどによって、超自然的な作用については呪術(magic)という語が定着していた。しかしE=Pはその分類では説明できない現象を説明するために、下位分類として妖術と邪術という語を用い、使い手を妖術師と定義した。E=Pによれば、マングは特定の人物が持つ腸の突起物で、その人物が他人を妬んだり、腹を立てたりすると、神秘的な力が働き、他人に災いをもたらす。マングの所有者は自分にマングがあることは自覚しているが、その力によって誰が攻撃されるかは知り得ない。一方で、神秘的な攻撃を意図的に行うものもおり、これをエヴァンズ=プリチャードは邪術(sorcery)と訳した。意図的に行われる邪術と対置されるかたちで、非意図的な力=妖術が定義されている。

しかし分析用語としての妖術と邪術の境目、あるいは違いは失われつつあり、現在ではエヴァンズ=プリチャードが邪術として定義したものであってもwitchcraftとして報告され、邦訳にさいしては妖術として扱われている。

記事の「概要」の節から。長い節は700字で切っています——続きは記事で。